時計博物館臨時休館直前 夏期特別展「江戸時代の時」見学して来ました!
夏期特別展「江戸時代の時」
江戸時代の日本では、季節によって時間の長さが変化する不定時法が用いられていました。そのため「和時計」は、きわめて特殊な機械時計として発達し、独自の機構を持つ世界でも珍しい時計といえます。
現代の日本の精密工業の発展は、江戸時代の和時計技術者の伝統にルーツがあり、機械工芸品として世界で高く評価されています。
本展において、江戸時代の人々の時間や季節の感覚に思いを馳せてみてください。(公式サイトより)
松本市時計博物館 3階企画展示室
3階企画展示室
櫓時計
室内の中央に置かれた大きな櫓時計は、江戸時代末期のもので、松本市今井の宝輪寺所蔵品です。
この時計を作ったのは、梓川上野出身の時計師渡辺虎松氏です。
御時計師 渡辺虎松
櫓時計
櫓時計 江戸中期2
念来寺の「時の鐘」
妙勝寺にある新しく取り付けられた「念来寺鐘楼の鐘」(撮影2年10月)
不定時法
江戸時代には、季節により変化する時を刻んでいたとは、驚きました。
現在の定時法では、1時間は60分ですが、不定時法では、夏至は昼で一番長い頃の一刻の長さは2時間38分程で、夜の一刻の長さは、1時間21分程になります。
懐中時計
浮世絵に描かれた時計
和時計の世界
御籠時計
香時計
2階展示室
今月の時計展示
シャンデリア時計 19世紀 フランス製
シャンデリアだと思っていたら、下から見上げたらなんと時計でした!
ステンドグラス時計 19世紀 フランス製
こちらも同じくステンドグラスかと思いきや、ステンドグラス時計でした!
臨時閉館のお知らせ
9月3日(金)~12日(日)臨時閉館となります。